20,000件のお仕事・転職ツイートを見た
40歳のおじさんが、いま凄く伝えたいこと。

WEB制作を中心に常識にとらわれない無重力発想でクリエイティブをお届けするカンパニー、ホームランオフィス。自社サイトでの連載企画「ああ、こう、そう なれば」では、タイトル通りああなったらいいのにな〜、こうなったらいいのにな〜、そうなったらいいのにな〜をテーマに様々な視点で記事を書いており、思い・想いが伝えられれば、新たな出会い、感動を得ることができるんじゃないかなと考えています。今回は、ホームランオフィスのビジネスパートナーでもある、株式会社シカトキノコの敏腕コピーライター「金輪際セメ子」さんに、思いの丈を聞いてもらいました。

話し手

ホームランオフィス代表
Webディレクター・
インターネットラッパー

ロックオン柳田

1978年生まれ。大阪育ち。大学卒業後、音楽活動に熱中し、自分のWebサイトができたら最高だなと思い作ったのがきっかけ。風俗雑誌の編集(バイト)をするもあんまり合わなかったので、AppleのコールセンターでPCとトーキングスキルをゲットし、その後有限会社ティーズへ入社。退社後フリーランスでデザイナーとして活動後、2015年ホームランオフィス設立。インターネットラッパーとしても活躍中。

聞き手

株式会社シカトキノコ副社長
広告文案家

金輪際セメ子

株式会社シカトキノコ 取締役副社長(広告文案家)|桃山学院大学 社会学部応用社会学科卒業|卒業後、コピーライターとして広告デザイン会社に入社|一度転職し、2社で約13年間、広告業界の一線でライターとして活躍|夫の個人事業(物々交換デザイン シカトキノコ)を法人化し取締役に就任|現在は「広告文案家」の肩書きで仕事を行いつつ、「婚姻研究家」として婚姻制度についての見解をブログで執筆中。
株式会社シカトキノコ|13球団目を夢見る文化集団

なぜロックオン柳田は20,000件もの
転職ツイートを見ることになったのか

そもそもなぜ、20,000件もの転職ツイートを見ることに…?

きっかけは、お仕事です。とある転職サイトからコンテンツ制作の依頼があって、その企画のリサーチのために、ツイッターを覗いてみたんですよ。そこから2ヶ月間、ひたすら毎日「仕事」「転職」「求職」に引っかかるツイートを見まくりました。メインのツイートの前後や関連ツイートを入れると、もしかしたら20,000件よりもっと多いんちゃうかな…。

企画のために、転職を考えている人の本音を探ろうとしたわけですね。

最初は軽い気持ちで見ていたんですけど、だんだん感情移入してしまって。うまくいかなくて苦労していたり、これでいいのか自問自答していたり、大変な思いをしている人が想像以上に多かったんですよ。たくさんの人がもがいているのを見ているうちに、こっちも苦しくなってきて…。僕、倒れちゃいました。

倒れた!?

母親の誕生日のお祝いで鰻屋さんでうな重食べてる時に鰻が喉を通らなくなって、それからあかん!ってなって・・・。僕自身が仕事のプレッシャーを感じていたのもあるんですが、こんなに苦しんでいる人がいっぱいいることを知ってしまって、「どうしたらええんや!?」と、悩んでしまったんですよね。

自分もしんどくなってしまったんですね。

僕は、たった一人ですが、これでも人を雇う側の人間だし、採用活動も行なっている企業の代表でもあります。仕事や転職で悩んだり困ったりしてるみんなのツイートを見ていて、何もできないのが悔しくて。お仕事や転職に関することをツイッターでつぶやいている人は世間で言えばごく一部なのですが、実際は同じような思いを抱えている人がもっといると思ったら、もうたまらなく、ほっとけない気持ちになりました・・・。

何をつぶやいているのか。
20,000ツイートの中身。

実際にどんなことが、つぶやかれているんですか?

これ(下記)、仕事と転職に関するツイートの分類表なんですけど。20,000件のツイートでつぶやかれていることを、ざっくり内容によって分けてみました。

おお、すごいですね!まずは、仕事のつぶやきのほうを見てみましょうか。

仕事については、みんなプライドを持っている印象なんです。仕事に対して、すごく真剣に考えているんですよ。失敗したり、不安を抱いたりしながらも、やっぱり仕事が好きやな〜と思っていたり。この表は本当にごく一部なんですけど、こんなに真摯に仕事に向き合っている人がたくさんいるんだなと正直驚きました。

真剣だからこそ、悩んでしまうこともあると思います。

例えばこの職場環境系のつぶやき「自分の仕事が好きだしもっと出来るって分かってるから無理しちゃうことが多いんだよね。」にもあるように、仕事が好きだから必要以上にがんばってしまうという人も多いです。やりがいはあるけど労働環境が良くない、仕事はきついけど周りがいい人だからやめにくいとか、いろいろな要因が絡み合っているんですよね。

お給料がきっかけになっている人は、案外少ないんですね。

そうそう、人間関係とか職場環境が多くて、お金のことが動機になっている人は、思いのほか少ない!

お仕事関連ツイート分類表

  • 現職いやいや系
  • 病んでしまった系
  • 仕事愛系
  • 転職してくれ系
  • 不安・不満系
  • 家族感謝系
  • 職場環境系
  • 上司目線系
  • 気持ち疲れた系
  • 評価嬉しい系
  • 助言系
  • 未来の自分系
  • がんばる決意系
  • ひどい社長系
  • 思い出し系
  • 職場満足系

なるほど。では、転職にまつわるツイートを見てみると…

病んでしまったり、諦めてたり悩んでたり…。不安系のつぶやき「転職、私みたいなもんでも出来るカナ」とか、転職に対してネガティブなつぶやきが多いんですよ。勝手に人のツイートを覗き見して余計なお世話ですが、自分のことを卑下しないで、責めないで!って本気で思います。

いまは売り手市場で、転職もそんなに苦労しないのかと思っていました。

どうやったら今の環境を変えられるのか、自分を生かせる場所につながれるのか、気付けてないような気がするんですよ。現状がしんどくて、思考が止まってしまっているような。

そんな中で、転職を成し遂げた人のツイートはやっぱり晴れ晴れとしていますね。

「仕事楽しすぎて転職したのが正解としか思えない」とか、嬉しいですよね。これも分類していて気付いたんですが、転職を宣言される方は、仕事が決まった報告や新しい職場の状況を必ずツイートしているんです。苦しい転職活動を経て、新しい環境で楽しく働いているツイートを見ると、ああ良かったなあ!!って心底思います。転職活動が苦しいというよりも、現状の職場を辞めることが大変なんでしょうね。

かなり感情移入されていますが、20,000件の中で特に印象に残っている方はいますか?

IT業界の方で、基本的には仕事に不満を抱きながらも、愚痴や自虐、助言などをツイートしながら乗り切っている感じの方。発言がするどいんですよね。あと、旦那さんが転職活動中の奥さんのツイート。旦那さんの仕事観に突っ込んでいるのが印象的でした。いろんなツイートを拝見して本当は、一人ひとりに声をかけたかったです。それをしたら変なおじさんになってしまうから、耐えたけど…(笑)。

転職関連ツイート分類表

  • 現状不満系
  • 自由求める系
  • 仕事疲れた系
  • 変身願望系
  • 転職後の理想系
  • 転職に前向き系
  • 転職サイトへの
    つっこみ系
  • 面接が控えてる系
  • 転職検討系
  • 転職諦め系
  • 転職宣言系
  • 転職願望
    -不安系
  • 転職決定報告系
  • 転職して良かった系
    -まだ続いてる
  • 転職して良かった系
    -楽しい
  • 転職して良かった系
    -環境
  • 転職して良かった系
    -給与
  • 転職後悔系
  • 病んでしまった系
  • 旦那の転職系
  • 家族の応援系
  • 面接思い出系
  • 転職後悔系

転職活動を俯瞰で見たからわかること、伝えたいこと。

ツイートを見ていると、仕事が人生に占めるウエイトの大きさをあらためて感じますね…。

仕事はお金を稼ぐ手段ではなくて、生きることやし、人生そのものやな、と実感しました。「仕事イヤ、だから転職!」みたいな単純な話ではないんですよね。責任を感じて動けなくなっていたり、まわりに迷惑をかけないように気を使っていたり…。なんかプライドというかポリシーみたいな見えない何かに縛られてる。

たしかにしがらみもあって、転職に踏み切れない部分もあるでしょうね。

しがらみに縛られたりするところは、日本人ならではかもしれないですね。でもね、自分の人生だから、自分が幸せになることを第一に考えてほしいです。何回も転職したという方が、「入社して1ヶ月前後でアレッおかしいぞって一瞬でも思ったらすぐ逃げろ!」という助言系のつぶやきをされているんですが、まさにその通りだと思います。

自分が幸せになるために、転職をためらうな!と。

会社を辞めること、転職することは、決して逃げることではないですから。そもそも人生に、勝ちも負けもないですよね。我慢したり耐えたりして、気持ちをくたびれさせないでほしい。いくら我慢しても、まわりの人も会社も、変わりません。だから、自分の環境を変えてしまったほうがいいんです。

そのためには、1日でも早く行動を起こしたほうがいいですよね。

無理せず自然体で働ける会社は、絶対にあります。楽しい職場、自分が心地よくいられる職場が見つかるまで、何回転職しても良いじゃないですか。大切な自分を守るためにも、楽しい、幸せにこだわってほしいんです。

自分を幸せにするための転職って、すごく前向きな感じがします。

お仕事、転職に関するツイート分類表見て、自分に当てはまる数を照らし合わせてください。分類に当てはまるツイートが多ければ多いほど、転職を決意すべき立場にいると思います。いずれ年老いて、いつか人生を振り返るときが来ます。もしいま、問題を抱えて転職に悩んでいたら、自分の人生の幸せのために早く決断をして動き出してください。大丈夫、絶対に自分の感性が活かせる場所はあります。

今回、ものすごく発作的に「なれば〜番外編〜」となりました。
言葉でうまく説明できないのですが、何らかの危険信号を感じたからだと思います。危険というのは、働き方という点もありますが、何よりも「人生」に対する危機感というか「人間が人間でなくなる」というものを垣間見た気がします。おかしいと感じた瞬間から違うレールに乗っているはずです。そう。「おかしい」ということに気づいて欲しい。
何より大変なのは現在の職場と離れること。離れられないあなたは、きっと優しい方だと思います。だけど、優しさを自分に返してあげて。これで良いんだと決めつけてしまうのではなく、あぁなれば、こうなれば、そうなればの想いが強ければ強いほど、自分の意思は明確に新しい道を構築することがキッとできるはずです。

みなさんのお仕事や転職へのお悩みが改善され、最良の人生が歩めるよう強く祈っております。

これからホームランオフィスはこの想いを、お仕事を通じて発信していきます。
第1弾として、当記事、第2弾として転職活動を応援している「転職サファリ」にて「転職ツイートラップソング」を公開しました。
20,000件のツイートに込められた想いをラップで表現しています。
なぜラップなのか。それは、僕がラッパーだから。
一経営者として、一社会人として、一ラッパーとして、
すべての人が幸せに働けますようにとの願いを込めて作りました。

また、近日中に実体験に基づいた面接レポート企画も公開予定です。

弊社WEBサイト、オフィシャルSNSで告知していきますので、ぜひご覧ください。

ホームランオフィス 代表社員
柳田将一(ロックオン柳田)

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